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渡邉雅之弁護士が共同執筆した『すぐに身につく個人情報の取扱いガイド』(近代セールス)が発刊されました。

渡邉雅之弁護士が共同執筆した『すぐに身につく個人情報の取扱いガイド』(近代セールス)が発刊されました。

紹介

お客様の個人情報は金融機関において最も重要である一方で、悪意のある第三者に漏えいすれば悪用されかねません。各担当者は法令等の内容を踏まえたうえで、お客様の情報を適正に取り扱うことが求められます。
本書は、個人情報保護法等法令の必要な知識を図解でまとめています。ケース別に適正な取扱方法やルール違反の防止策も解説しているので、すぐに現場で役立つ一冊です。

目次

第1章●〈図解〉個人情報と取扱いの基礎知識
�@個人情報ってなに?
�A個人情報保護法の主な内容
�B個人情報の保護と守秘義務との違い
�C個人情報の取得の留意点
�D個人情報の管理・廃棄の留意点
�E個人情報の利用制限・禁止
�F個人情報の第三者提供の制限
�G個人データの開示請求や対応
�H利用停止や消去等の請求と対応
�I漏えいの報告・通知義務
�J要配慮個人情報の取扱い
�K機微情報と取扱いの留意点
�L仮名加工情報と利用
�M個人関連情報と規制の内容
�N個人情報と特定個人情報の相違点1
�O個人情報と特定個人情報の相違点2
�P個人情報保護法違反の罰則と強化

第2章●こんなときどうする_個人情報の取扱い
�@預金口座の開設時に利用目的を明示する
�A融資取引の際に利用について同意を得る
�B「個人情報って何」?とお客様に聞かれた
�CDMのための個人情報利用を断られた
�D機微情報が載った本人確認書類が提示
�Eお客様が伝票等を途中で書き間違えた
�F本人から電話で個人情報の照会があった
�Gマイナンバーの使われ方を聞かれた
�H弁護士会から顧客情報の照会があった
�I税務署等から顧客情報の照会があった
�J個人データが漏えいしたおそれがある
�K個人情報が記載されたメモを捨てる
�L解約時に利用停止と消去を求められた

第3章●これはダメ! ルール違反になる個人情報の取扱い
�@個人情報の利用目的を一切通知しない
�A融資取引で個人情報の同意書を貰い忘れる
�Bマイナンバーを誤って取得する
�C健康保険証の記号等をマスキングしない
�D機微情報をコピーしたが黒塗りにしていない
�E母校の卒業生名簿を営業活動に利用する
�F社員名簿を社長から借りてDMに利用する
�Gゴルフ会員権名簿をDB化して電話セールス
�H個人情報書類を机上に置いたまま離席する
�I著名人の個人データを興味本位で閲覧する
�J自宅で仕事をするため個人情報を持ち帰る
�K雑談で他のお客様の個人情報を話す
�Lお客様の家族に取引情報を無断で伝える
�M他のお客様へ送る書類を誤って送付する
�Nお客様の名刺を雑に保管し紛失する
�O学習用にお客様の帳票をコピーする
�P業務上知り得た要配慮個人情報を漏らす
�Q詐欺グループに個人情報を提供する
�R個人情報が映り込んだ画像をSNSにアップ
�S本人からの預金取引履歴の照会に応じない
_利用停止・消去の申出に何も対応しない
_記帳台下の書き損じ伝票をそのまま廃棄
_顧客情報を記載したメモをそのまま廃棄
_不要になったお客様の名刺をそのまま廃棄
_マスキング書類をむやみに運んで廃棄する

巻末付録
〈図解〉2020年法改正と実務への影響

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著者プロフィール

渡邉 雅之__(ワタナベ マサユキ) _(著/文)

弁護士法人三宅法律事務所 パートナー弁護士
東京大学法学部1995年卒。その後、総理府総務課勤務。
弁護士登録(2021年・54期)
専門分野は、個人情報保護法・マイナンバー法、サイバーセキュリティ、金融規制法、コンプライアンスなど。
著書に『令和2年改正 個人情報保護法Q&A:改正の背景から法改正内容まで』(第一法規)ほか、多数。

加来 輝正__(カク テルマサ) _(著/文)

西日本シティ銀行 コンプライアンス統括部 主任調査役
1962年3月生まれ。1985年3月、九州大学法学部卒業後、同行(旧西日本銀行)に入行。
営業店で預金、融資業務等を経験した後、1992年1月より本部融資部門にて、債権管理回収業務に従事。リーガルチェック・訴訟事件等の業務も担当する。
15年間ほど債権管理回収業務に携わった後、事務・コンプライアンス部門に異動。
融資事務を皮切りに、金融犯罪対策、相続・差押業務等に従事するほか、多くの
法令改正対応に関与。現在は、マネロン・テロ資金供与対策(AML/CFT)に関する態勢整備、リスクの分析評価等を行っている。
金融関連の専門誌への連載、書籍への執筆等も多数。

佐々木 城夛__(ササキ ジョウタ) _(著/文)

信金中央金庫 信用金庫部 上席審議役
1967年8月、東京生まれ。1990年3月、慶應義塾大学法学部法律学科卒。
同年4月、信金中央金庫入庫。信用金庫部上席審議役兼コンサルティング室長、北海信用金庫常勤監事、静岡支店長、西尾信用金庫執行役員・企画部長、地域・中小企業研究所主席研究員等を経て現職。
著書に『金融機関の監査部監査・自店内検査力強化の手引き—金融機関を守る最後の砦』(金融財政事情研究会)、『これでわかった! イケイケ銀行営業担当者への返信・脱皮法 取引先に行く勇気がわく本』(近代セールス社)、『あなたの店を強くする 全員営業体制のつくり方』(近代セールス社)など。
一般誌および専門誌へ社会動向・営業推進・リスク管理・能力開発等にかかる分析・解説連載・web出稿等多数。

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