ごあいさつ


弁護士法人三宅法律事務所 代表社員
長谷川宅司
 我が国の企業は、経済社会の規制緩和・IT化・ボーダーレス化の中で、事業の高度化・複雑化・国際化を推し進め、既存の分野・業種を超えた激しい競争を行っています。他方、ルールから逸脱した企業には、法的な事後規制が発動されるのみならず、厳しい社会的批判が浴びせられる法化社会への流れも一段と進んでいます。  また、我々弁護士も激しい競争に曝されています。「国民にとって、利用しやすく、頼りがいのある国民のための司法」という最近の司法制度改革の理念に基づき、司法制度も市民が利用しやすいよう改革され、国民参加の裁判員制度も創設され、司法の担い手である法曹人口も大幅増員となりました。これらにより、企業・市民の権利行使は容易になって、法意識も高まり、法化社会への流れは一段と加速されています。  当事務所は、昭和13年に三宅一夫弁護士が開設して以来、長年の依頼者の信頼と先輩弁護士が培ってきた伝統のもとで企業法務を中心とする法的サービスを大阪事務所において提供してきました。また、全国で事業を展開する依頼者のニーズにも即応すべく、平成14年からは法人化して東京事務所を開設しました。さらに、現在は、法的ニーズの多様化・国際化にも対応すべく、他士業や研究者との連携を深めるとともに、中国・欧米など海外の法律事務所とも連携強化を図っております。  当事務所は、依頼者の高度化するニーズに対応するとともに、法化社会への流れにも対応するため、高度の法実務的な専門性と市民感覚も視野に入れたバランス感覚を車の両輪とした「リーガルマインド」によって法的サービスを提供しなければならない、と考えています。  また、当事務所は、長年の伝統のうちに先人によって積み重ねられ蓄積されてきた経験や智恵を十分に活用するとともに、依頼者や社会の新しいニーズを汲み取ってチャレンジする精神を失わず、そして、継続的な信頼関係をベースとして個々の依頼者特有の事情に応じたテーラーメイドの解決をご提案できる、常に「依頼者にとって利用しやすく、頼りがいのある、依頼者のための法律事務所」を目指したい、と考えています。  さらに、依頼者の高度化・複雑化・国際化するニーズに的確に対応するため、海外留学を含む構成員に対する各種の研修や事務所業務のシステム化、国境や分野を超えた専門家ネットワークの拡充等を通じて、依頼者のニーズを的確に捉えた「より品質の高い、よりスピーディな法的サービス」の提供を目指したい、と考えています。  皆様の絶大なるご支援とご叱正をお願い申し上げる次第です。